「投資」がギラギラになったり、イライラになったり、ハラハラになったりする理由 (2014年5月16日 公開)
“投資人口に占めるギラギラ系の割合は確実に減っていきます カン・チュンドのインデックス投資のゴマはこう開け!” http://t.co/KcqBFClnXt #2014_IE #カンさん
— renny【VAMOS TOKYO】 (@renny_29) 2014, 5月 15
カン・チュンドさんのエントリです。
「投資」=「ギラギラ」というステレオタイプ、まだまだ根強い、ボクもそう思います。
時折、ゴールデンタイムの民放の番組で見かけます。
バレーボールの全日本だった、長身タレントのK氏の「株式投資」
番組の演出なんでしょうけど、K氏がギラギラしているように見えます。
そして、時にイライラ、時にハラハラしている様子が面白おかしく映し出されます。
K氏の姿こそが「株式投資」「投資家」と解釈している人もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。あの行動を「投資」と呼ぶべきか個人的には疑問を抱きますが、当のご本人、また番組のスタッフが「投資」だと思っているのでしょうから、おそらく「投資」なのでしょう。
ところで、なぜ、ギラギラ、イライラ、ハラハラするのでしょうか。
それはリスクに晒している、リスクを取っている金額が大きく、また投資対象のリスク、値動きが激しいからです。値動きの大きなものに沢山のお金を投じる、そりゃ、傍から見れば、その人がギラギラしているように見えますし、当の本人はイライラ、ハラハラするでしょう。
ボクも「投資」をしています。もしかしたら、K氏やあの番組のスタッフの定義では「投資」ではないかもしれませんが。そのボクの「投資」にギラギラ、イライラ、ハラハラはありません。マイペースで無理の無い範囲の金額に限定して、毎月コツコツと幅広く分散されたポートフォリオに投じているからです。これが「コツコツ投資(k2k2)」です。「コツコツ投資」はバラエティ番組のネタにはとてもなりそうにありません。地味----なものです。
確かにボクの資金はリスクに晒されています。が、リスクを取っているというよりも、お金を働かせているという感覚です。働いた成果を得るには時間が必要です。働いたからといって必ず成果が得られるわけでもありません。でも、時間をじっくりかけて働かせてこそ成果にありつける、とも思うのです。ですので、毎月無理の無い範囲で積み重ねています。まとまったお金が無いのでこうするしか無いんですよね。逆に言うと、まとまったお金が無くたって「コツコツ投資」は可能です。
「コツコツ投資をしているけれど、イライラ、ハラハラするんだけど」という方もいらっしゃるかもしれません。それは、おそらくコツコツ投資であっても、リスクに晒している金額が自分の身の丈を超えているか、あるいは、投資している対象のリスクが激しすぎるか、あるいは、その両方ダブルか、ということだと思います。
ギラギラ、イライラ、ハラハラだと、長く継続することが困難だと思います。もちろん、天賦の才なり、莫大な資金なりを持ち合わせていれば話は別でしょうけど、ボクにはとてもそんなものはありません。なので、これからもジワリジワリと「コツコツ投資」に勤しみます。テレビは上記のようなステレオタイプを撒き散らし続けていますが、実は、地味ーーーーな「コツコツ投資」もじわりじわり広がっています。地味ーーーーなので、目立ちませんが。