<よりぬき>rennyの備忘録

投信ブログ「rennyの備忘録」の<よりぬき>を試験的に。過去、沢山のアクセスを頂戴したエントリを気ままにPick UP!

「長期投資で資産形成」を学習する効用

ボクはもうすぐ34歳になりますが、時々感じることがあります。それは、 「もう少し早く長期投資で資産形成について学習したかったな」 ということです。ボクが学習を始めたきっかけは、結婚と子供の誕生でした。結婚するまでは、ちょこちょこと無駄遣いをしていたうえ、長期投資という発想は全くありませんでした。その点で、人生のこのイベントには感謝しています。ですから、自分より若い人にはなるだけ早い時期に長期投資で資産形成を考え始めることをオススメしたいと思っています。 そんななか、非常に共感したエントリがありましたのでご紹介します。 それは Gaia社長の中桐さんのブログ
投資教育というエントリです。

長期投資で資産形成を実践することで経済的自由を早めに視野に入れることができれば、キャリアに影響するという視点にはボクも大きく共感しました。ウチの会社の「重役の顔色のみに注意を払っている」多数のミドルの行動が、こうした部分(=「経済的自由にはほど遠い」あるいは「長期投資で資産形成の実践していない」)に裏付けられる部分があるのかもしれない、と思いました。経済的自由を目指すために長期投資で資産形成という視点で学習を始めて実践することは、できるだけ早い方が良いことは明らかだと思います。それがキャリアの選択肢やチャレンジの機会を増やしてくれるかもしれないのですから。

中桐さんはこんな指摘もしています。


アメリカ企業は401K、ストックオプションを用いて、従業員に出来るだけ早く経済的自由を与えようとしています。そうすることによって、人材の流動化、リスクテーカーの登場、モチベーションアップなどが期待されるからで、結局それが回り回って企業価値、競争力を高めています。


どうでも良いことですがボクの勤務先は、人材をつなぎ止めておくためかどうか分かりませんが、401kを導入していません。日本の場合、401kも名前ばかりというのが実態のようですので、401kを導入しているからといって会社がアグレッシブだということは無いのでしょうけど、401kを導入している企業と導入していない企業では長期で見ると会社の業績に影響が出るかもしれませんね。

中桐さんは本をお書きになっているようです。どんな本になるか、楽しみです。