<よりぬき>rennyの備忘録

投信ブログ「rennyの備忘録」の<よりぬき>を試験的に。過去、沢山のアクセスを頂戴したエントリを気ままにPick UP!

インデックス投資について再考しました

水瀬さんがブログ「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」で5回にわたり書かれた 「なぜ、インデックス投資はマイナーなのかを考える」シリーズ 大変興味深く拝読しました。インデックス投資がマイナー(=個人投資家への浸透度が少ない)理由については、概ね同意見です。ただ、最終回で触れられた「インデックス投資はマイナーであるほうがいい」という部分については、考えさせられました。 というのは、マイナーであるが故に需要家にとって好ましい安いコストの商品が提供されていないのではないか、とボクは考えていたからです。そういう意味で、ブログを通じてインデックス投資の浸透度を少しでも高められないか、とすら考えていました。(大それた野望でしたかね。) しかし、です。
先日ご紹介したリポートや、たけくらべさんがご紹介されていた藤沢久美氏のコラムを見るにつけ、浸透度が少々高まったくらいでは安いコストの商品が増えるとは限らないのではないか、と思うようになりました。

一方で、別の心配が出てきました。
こうした意見が商品の供給側の大多数の意見かどうかは正直わかりませんが、一定の勢力であることは間違いないはずです。
こうした勢力がいるなかで、海外ETFって本当に近い将来に日本で簡単に買えるようになるのか、ということです。(週刊ダイヤモンド生島ヒロシ氏が「今後、新興国株価指数に連動したETFやファンドを手軽に、しかも安く買えるようになるだろう」と極めて楽観的なコメントを述べていたり、フィナンシャルジャパンの2月号でも『「ETF」からはじめる海外投資』という記事が掲載されていたりして、それなりに期待を抱かせてはくれるのですが)

こうした面を色々と考えてみると、やはり、インデックス投資にはもう少し知名度を上げてもらわないといけないようにも思います。

皆さんはいかがお考えでしょうか?