<よりぬき>rennyの備忘録

投信ブログ「rennyの備忘録」の<よりぬき>を試験的に。過去、沢山のアクセスを頂戴したエントリを気ままにPick UP!

独立系投信会社について

このエントリは、ボク自身まだ頭で十分整理できていないものです。予めご了承ください。まさに「備忘録」として書き留めておきたいという内容です。 前のブログでもさんざん書いてきましたが、ボクはさわかみファンドありがとうファンド(実際には来月が初買付)に投資しています。理由は、これらのファンドは、あまり資産規模の大きくない個人投資家の立場に立った商品で、その運用方針等に共感したからです。この両ファンドを運用(販売も)しているさわかみ投信ありがとう投信が非上場で、おそらく特定少数の株主で構成されているであろうことも、理由の一つです。
ボク個人的には、運用会社自身が株式公開をするということ自身に否定的です。関係者が増えてしまい、その利益のバランスを取るのが難しくなることが必至だからです。ただ、

一方で、長期的な視野に立つと非上場企業だからこそ気になる点はあります。さわかみファンドを興味を持ちながら実際に投資に踏み切っていない人たちの意見をブログ等で拝見していると、「後継者」問題についての懸念が浮かび上がってきます。「後継者」候補は沢山出てきているのでしょうが、その中から誰がそのポジションに就くのか、それは誰が決めるのか、こうしたことに対してボクも少なからぬ関心を持っています。

(大きなお世話かもしれませんが)この問題の一つの対策として、ファンド自身(ファンド保有者?)が運用会社の株主となるような仕組みを埋め込むことが考えられます。こんなことを考えるのは、バンガードがそのような仕組みを取っているらしいからです。

じっくり資産形成したい個人投資家のための運用会社にどうあって欲しいか、そんなことを最近よく考えています。