投信業界に競争促進策の導入を！

NightWalkerさんが 「信託報酬が高めの投信から選んでいる」と話すネット証券 というエントリをお書きになっています。 ボクも以前から 投信の信託報酬を下げるトリガーは？ などのエントリで度々この問題については取り上げています。 NightWalkerさんご指摘の通り、投信残高がもっと増えれば信託報酬が下がる可能性は高いと思います。しかし、これはかなり時間がかかりそうです。やはり、新規参入し易くすることが重要のように思います。最近、格差社会などの議論で競争それ自身まで否定するような風潮がありますが、投信の世界には健全な競争をドンドン促してもらいたいものです。多くの既存の業者にとっては好ましいことではない、というのがおそらく本音だと思います。したがって、投信残高がもっと増える前に取っておくべき施策だと思います。投信残高が増えれば増えるほど、既存業者の競争促進策への抵抗が強くなると思います。Uさんのコメントにもありましたが、ホンモノのプロは競争の中からしか生まれない、というのは真理だと思います。消費者にしてみれば、やはりホンモノのプロに自分の資金の運用はお願いしたいものです。

いずれにせよ、独立系の投信会社がより参入しやすい制度・手続が期待されます。