マネックス証券について最近感じていること
最初にお断りしておきますが、マネックス証券は引き続きボクのメイン口座として活用していくつもりです。
以前からマネックス松本社長の講演を何度か聞いたりして強い共感を覚えましたので(投資を楽しむ♪(まろさん)のこのエントリにも心動かされました)、応援の意味で(ボクにとっては超異例の)個別銘柄投資を考えていた時期がありました。投資を考え始めた時期は株価が10万円を超えていたため、もう少し待とうかと思っていた矢先に、マネックス証券オリジナルのヘッジファンド投信アジア・フォーカスでのミスが起きてその頃に株価も下がったように記憶しています。(まろさんのこのエントリにコメントしました)
これ以降しばらく株価は10万円に一時的に戻したりしているようですが、8万円台まで売られることもあるような状況です。その間、個別銘柄として投資しようかどうか、ジム・クレイマーとまではいかないにせよ、マネックスの動きについてHomeworkしてきました。
結果ですが、個別銘柄としての投資は当分見送り。あくまで顧客として接する、という結論になりました。
その根拠とした最近のマネックスの動きをまとめてみます。
海外ETFの取扱に関してあまり積極的ではないこと(時間がかかりそう)、投信のノーロード化拡充の姿勢がいまひとつ迫力に欠けること(拡充の姿勢そのものは大いに評価していますが、ノーロード化された商品の魅力がイマイチ)で「応援しよう」という感じが急激に萎縮しました。
最初の点については
にじ@Rayさんの海外ETFについてマネックス証券にメールしてみましたと全く同じ対応をボクも受けて少しガッカリしました。
二つ目の点については
ファンド戦記さんのマネックスがノーロード投信追加!しかし…に全く同感でした。
ただ、この2点以上に残念だったのは(決定打だったのは)、あちこちで話題になっている仕組み債の販売です。
ゆうきさんの年利3.3%のドイツ銀行円建て社債の落とし穴に詳しく紹介されていますが、このような商品を販売するというのを知って愕然としました。(どうやら過去にも何度か同様の商品を販売した実績があるようですが。)おそらくある程度前から販売が決まっていた商品なのかもしれませんが、こうした商品の販売が続くと思うと「応援する」気にはなれません。
他にも
手数料が沢山入るオルタナティブファンドの販売に精を出したりしているのがここ最近目に付きました。努力の割に売れているのでしょうか。企業としては已むを得ない部分があるのは理解できますし、この行動まで否定するつもりはありません。しかし、低コストの外国債券のインデックスファンドの取扱には目もくれず(準備中かもしれませんが)こうした手取りの良いファンドの販売に走るというのはボクにはついていけません。
イチャモンは以上にしておきます。
一方でここ最近のマネックスの動きで非常に注目しているものがあります。
ネットライフ企画株式会社の設立に関するお知らせ
この試みは応援したいと思っています。
イチャモンは以上にしておきます。
一方でここ最近のマネックスの動きで非常に注目しているものがあります。
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