<よりぬき>rennyの備忘録

投信ブログ「rennyの備忘録」の<よりぬき>を試験的に。過去、沢山のアクセスを頂戴したエントリを気ままにPick UP!

「インデックスファンドの時代」への胎動(その4)

先日のエントリ「インデックスファンドの時代」への胎動(その2)で指摘しましたが、日本ではインデックス投資の利点を説明した海外の名著の広がりがいまひとつだったように思います。これらの本は結構分厚い上に文章がやや固めです。それに加え、証券投資に関する基礎知識を持っている人でないと読みこなすのが大変でした。 既にあちこちのブログで紹介され始めていますが、この状況を変える可能性を秘めた本が出版されました。著者は、当ブログにも一度TBを下さった藤沢数希さんです。藤沢さんのブログ金融日記はこちらです。余談ですが、藤沢さんのブログはウチの会社で見ようと思うとブロックされます。 なぜ投資のプロはサルに負けるのか?― あるいは、お金持ちになれるたったひとつのクールなやり方ダイヤモンド社藤沢 数希(著)発売日:2006-12-08おすすめ度:amazon.co.jpで詳細をみる (Amazy) この本については、たけくらべさんが既にご紹介されています。 なぜ投資のプロはサルに負けるのか?― あるいは、お金持ちになれるたったひとつのクールなやり方
ボクは昨日本屋で少し中味を拝見しました。先に挙げた海外の本に比べると、証券投資の前提となる基礎知識の説明にもページが沢山割いてあるようです。近々購入してまた感想を書いてみたいと思います。
この本の登場にも「インデックスファンドの時代」の胎動を感じます。

ところで、この本をチェックしたのは三省堂の神保町店だったのですが、投資本コーナーの売上ランク2位はこんな本でした。(既にm@さんがご紹介されています。)中味をざっと目を通しましたが、投信そのものが危ない、というよりは、それを販売している金融機関(銀行など)が危ない、という内容のように感じました。個人的には立ち読みで十分と思いました。